これまでのホルモン補充剤、ジュリナ、エストラーナテープに加え、ルトラール、座薬が追加された。
1週間後 移植当日。
病院まで片道2時間の道のり。
前回同様、パパも一緒にお迎えに来てくれた。
今回は長男も一緒。
病院には子どもは連れて行けないので、別の場所にいてもらったけど、心強い。
移植 2時間前に無事に融解できたか確認。
移植 30分前に受付をすませる。
尿をためた状態での移植。がまん、がまん。
アシストハッチングを済ませ、移植する胚盤胞の写真を見せてもらった。
あれっ
前回は、殻を破って飛び出していたのに、今回はまだ変化なし。
まあ、たまたま。
そして、移植時間の15時に。
採卵から約2年。
待たせたね。
迎えに来たよ。
どうか、お腹に戻ってね。
祈りながら移植終了。
所要時間わずか3分。
「いいところに戻りましたよ。」
「ありがとうございます」
どうか、どうか無事にやどりますように・・・
自然に授かりたい。
そんな思いも持ちつつ、でも悠長なこといってられない。
選ばれし胚盤胞たち。
お迎えに行かなきゃだよ!
前回、体外受精で10個採卵。
そのうち受精したのが8個。
そして胚盤胞にまで成長したのが3個。
もっともグレードのいい5BBの卵を移植。
その子が今 1歳2ヶ月。
あとの2つは凍結保存。
2度目の生理がくる前に、卵が保存してある病院を受診。
「いつ戻しますか?いつでもいけますよ」
「早い方がいいです」
「では次の周期にいきましょう」
「お、お願いします!」
「次は生理10日後に来てください。その時、移植の日も決まるでしょう」
ドキッ
もうお迎えできるんだ・・・
前回は排卵誘発剤でたくさん卵胞を作って、毎日注射して、採卵して・・・
あまりにも大変だったのに、その時の胚盤胞が残っているから、今回はそれを戻すのみ。
わかっていたけど、展開の早さに気持ちがはやる。